2017-10

クスサン

この前はコウモリガだったが,今度はクスサン・・
名前はクスノキを食べるということから来ているのであろうが,実際にはクリ,クヌギなどのブナ科やサクラなどいろいろなものを食べる.
蛹は網状のマユを作るので見かけることも多い.
H本さんが,隣の方がなんだろうといって持って来た・・ということで,クスサンのメスを預かってきてくれた.
ところが今朝は,センター入口の柱に交尾中のオスとメス,反対側の柱にはオスが止まっていた.
クスサン交尾 クスサン・オス

夜も点けている入口の上のライトにひかれてきたらしい.ちょうど発生期なのだなー

コウモリ・・ガ

23日の朝,下のコンビニに入ろうとしたら,入口の横に一頭のガが止まっていました.オッと思って拾い上げ,ビニール袋に入れて置いたらどんどん産卵・・
こいつはコウモリガで,メスです.袋の右の角にたくさんあるものは産まれた卵です.
手に持ったり、袋に入れただけでどんどん産卵します.
koumori1.jpg koumori2.jpg

夕方,本当に信じられないくらい速いスピードで飛び回り,メスは卵をそこら中にばらまいていきます.
うまいことツルなどが木に絡んでいるようなところに落ちたものはそこからクサギやヤナギの仲間などに食い込み,穴の入口に丈夫な網を張ってフタをします.
数打ちゃ当たる方式の産卵で,こどもたちは迷惑なことでしょう.
木などに止まるときは前足と中足を使ってぶら下がります.
あまりお目にかかることはないガの一つですね.

チンチロリン

9月中旬ともなると,さすがにセミの鳴き声よりも,暗くなってからの虫の声が大きく聞こえるようになりました。
まだ家の周りにはチンチロリンがたくさん鳴いていて,関東から来た先輩などは,向こうじゃこんな虫は鳴いていないよーと感激してくれます。まあ大都会では無理でしょうが,こんな田舎ですからねー・・という事にはなります。
昔,文化の森総合公園の駐車場から文書館の上あたりまで,この時期に鳴く虫の観察会をやっていた事があります。講師は元気だったW田さんにお願いして,その鳴き声がどんな虫なのかを探してその虫を観察し,その虫たちの素晴らしい絵もたくさん描いてもらいました。
その中に,アオマツムシというのがありました。
写真の虫ですが,こいつが泣くと,そこら中にリーリーリーとまるで抑揚のない,チンチロリンなどと表現できない,ただのリーが鳴きわめいていました。この虫がどんどん広がっていき,今ではどこでもいる虫になってしまいましたが,これも明治時代に中国から来た虫とされています。
アオマツムシ1♂
これはオスで,メスには背中の褐色部がなく,緑一色です。
この虫はそこら中で鳴いていますが,野外ではなかなか見つけられません・・・
これを見たければ,コンビニの窓で探すのが一番はやいかもしれません!?
夜、光によく寄ってきます。

まじめが一番・・再捕獲

ついこの前、S山さんとT中アレホレさんが、上の道路脇にあるヒヨドリバナに来ていたアサギマダラに7つマークしたよ・・と言われました。そうですか・・と私もその後、上に上がっていったら1頭メスがいたので私もマークしました。
この時期、大川原高原には夏の暑さを避けて、パラパラとアサギマダラを見ることがあるのですが、それにマークを付けようという人はそんなにいません。
ところがそれから5日後、鳴門のAさんから電話が来ました。「今、剣山で再捕獲しました」「オーそれはすごい.記号はどう書いていますか?」「SNGで・・」「エー・・S山としていませんか」「そうです.S山,7です」
再捕獲個体

そうなのです。S山さんとT中さんが22日にマークした最後の個体だったのです。きけば、網に入れたのはT中さんで、マークを書いたのはS山さんだったのだそうです。5日間で西南西に約35キロ移動したのでした。ただ、この先,もっと南や西へ行くつもりだったのかどうか・・・まだ少し次期としては早いような気もしますが・・でも、貴重な記録となりました。
やはりまじめにマークし、同じようにマークしたり、あるいはマーク個体はいないか・・と探す・・そういう人が報われた瞬間でした。

アシビロヘリカメムシ

ニガウリに付くアシビロヘリカメムシの幼虫と成虫です.
アシビロ1 asibiro2.jpg

 これは2017年8月に鹿児島で撮影したものですが,徳島県南部にもすでに入り込んでいます.
ヒアリで大騒ぎになっていますが,こういう地味なムシもいつの間にか現れて確実に分布を拡げているのです.
ニガウリ,キュウリ,ヘチマ,カボチャなど、この虫がいないか・・気をつけて見てください.
野生のものとしては、カラスウリのなかまを利用します.

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Author:ネイチャーセンター
徳島県立佐那河内いきものふれあいの里は,指導スタッフが常駐し展示スペースのある「ネイチャーセンター」,大自然の中で宿泊できる「キャンプ場」,.野鳥や動植物の観察ができる「7つの観察路」からなる総合施設です。

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