2017-07

何のハチ

ひと月ほど前に,K草さんが持ってきたという不思議なものが机に置いてあった.
厚さが1センチほどの板の端っこの面に,ハチの巣がずらっと10個ほど並んでいるのである.
もちろんアシナガバチやスズメバチではなく,ハナバチ類であることは分かったが,さて何だろうとほっておいた.
すると出てきたのはオオハキリバチであった.
オオハキリバチ2 オオハキリバチ1
このハチはクマバチの巣のあとや,竹筒などに入り込み,中に幼虫の育室を作っていくのは知っていたが,今回はおもしろいところに作られていた.
K草さんが置いていた板を積み重ねたものに,せまい隙間ができて,その間が四角の筒状になってしまったので,そこに巣を作ったようである.黒いのは松ヤニで,それで巣を作るとのこと.かなり硬い・・中に貯めるのは花粉団子でいろいろな花から花粉を集めてきてはダンゴにして,それがたまると産卵して,次の部屋を作る.
こうしてきれいに並んだ蛹室ができていたようだ.

私はだーれ??

6月21日の午後,センター事務室のアミ戸にこんな虫が止まっていました.
何というムシか分かりますか??
rakuda2.jpg らくだ1

これはあまり普通には目にすることのないムシで,かなり珍しい方だと思われます.
名前は「ラクダムシ」といいます.これは産卵管が伸びているので,メスだと分かります.
オスは産卵管がなく,もう少し小型です.
幼虫は枯れた松の木の樹皮下などにいて,小さな昆虫類を食べていると考えられています.
日本ではラクダムシですが,英名はsnake flyです.

テングチョウ

つい最近のことですが,道路を走っていても,センターにいても,また街中でも結構たくさんのチョウがいます.中でも道路で車にひかれて死んでいるチョウがたくさんいるのも異様な姿です.
これはテングチョウが大発生しているのですが,この数年,全国的ともいえるテングチョウの大発生で,あちこちから「あのチョウはなんですか」・・という質問が来ます.
てんぐ1 てんぐ2

幼虫はエノキの葉を食べて育ちますが,成虫は基本的にはこの時期に一度だけ発生し,夏と冬は休眠して過ごします.春先にエノキの新芽に産卵し,その子供達が今成虫となって飛んでいるのです.
なぜこれほど増えたのかは分かりませんが,ここ数年は同じような傾向です.

春のアサギマダラ

今年の春から初夏への季節の進み方が早いのか遅いのか・・
春のアサギマダラはウツギやイボタの白い花に来るのが多く,いかにもその時期・・という感じがするものであるが,今年はどうも花が遅い.5月20日に明神山を友の会のみんなで歩いてみたが,まったく花がない.
ウツギも,イボタもトベラもまだまだつぼみであり,そういうものがない場所ではアサギマダラもまったく姿を見ることができなかった.
その前日はこのセンター周辺の道路上を飛ぶ個体もかなり見られたのに,やはり花がないので,こまっていることだろう.
昨日は晴れすぎ・・の感じも強く,暑いのが苦手なアサギマダラは少しでも北へ,高い山へと動いているのかな.
アサギ52
写真は庭のスイゼンジナに来たオス.5月2日の事でした.

シイの花

5月3日,どうも雲行きが怪しい・・
野鳥の観察会だというのに,寒いし風も強い・・昨日まで本当にいい天気だったのに.
これでまたまた土曜の植物の観察会は雨予報・・どうも雨男が・・
旧中学校の上の山を見ると白いものがたくさんーそろそろシイの花が咲くのですね.
シイの花

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Author:ネイチャーセンター
徳島県立佐那河内いきものふれあいの里は,指導スタッフが常駐し展示スペースのある「ネイチャーセンター」,大自然の中で宿泊できる「キャンプ場」,.野鳥や動植物の観察ができる「7つの観察路」からなる総合施設です。

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